正看護師と准看護士の違い

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正看護師と准看護士の違い

看護師には正看護師と准看護師があります。正看護師は国家資格であり、准看護師は都道府県が認めた資格という違いがあります。

もともとは准看護師の意味合いは、看護助手のような感じだったのですが、今では看護師として仕事をされている方が多いと思います。しかし、医療現場においてはつぎのような現状となっています。

  • 仕事の内容以上に差別的な扱いを受けるケースが准看護師にはある
  • 正看護師の職員数の確保が病院では必要
  • クリニックにおいては、正看護師と准看護師の違いはほとんどない

正看護師と准看護師で上手く住み分けをしていけば共存できる仕組みは作れるのですが、住み分けが明確化されていないのが現状です。その結果、様々な問題がクローズアップされているのです。


正看護師と准看護士でスキルに違いはあるの?

実際に病院等で勤務するにあたって、正看護師と明確な業務の住み分けがないことも多々あります。

数年前から准看護師のキャリアが10年あれば、通信制の正看護師の学校に通うことができる制度ができていることからも、准看護師のキャリアは正看護師に劣らないものがあるということです。

しかし准看護士は、ベースとして学んでいる座学の部分などが正看護師と比べると劣っているため、現場でのスキル以上に、正看護師から差別的な扱いを受ける、もしくは病院からそういった扱いを受けるケースがあります。

時代の流れとしては、准看護師をなくして正看護師に統一する傾向にあります。クリニックは准看護師などで住み分けを行えば、随分と変わってくるように思うのですが、そう簡単にはいかないでしょう。


病院は正看護師が欲しい

正看護師は、准看護師とは勉強してきたカリキュラムが違うため、技術的な面で言うと、やはり正看護師の方を採用したいのが本音でしょう。

しかし、病院においては正看比率というものがありますので、技術面うんぬん以前に正看護師の免許が一定の割合で必要です。言い方を変えると、一定数以上の正看護師が十分に確保できている中で、看護指数が足りないのであれば准看護師でも問題ないという採用の仕方が存在しています。

よく見かける求人として、現在准看護師の採用は行っておりません、というのがありますが、これは正看比率の問題だと考えてほぼ間違いありません。

もちろん、看護部としては技術面などを考えて正看護師を採用して欲しいと考えている病院も多いですが、結局は経営面のことを最優先に考える傾向にありますね。


医師会は准看護師推奨派が多い

医師会は開業医、つまりクリニックの院長が多いのですが、クリニックでは准看護師を採用したいという傾向があります。理由は単純で、給与面が安くすむ、つまりコスト面を考えて准看護師で構わないと言われています。

クリニックでは院長の診察介助がメイン業務となっており、准看護師でも全く問題ない業務になっているため、給与の高い正看護師をわざわざ採用することはないためです。

しかし、最近の傾向として、准看護師の絶対数が少なくなっていることと、クリニックでもブランド志向が出てきているため、正看護師を好んで採用するクリニックも徐々に増えています。

 

 

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